| ●読売新聞 昭和59年(1984年) 6月17日 日曜日 「コレステロール下げる腸内菌発見」 一人の人間の体内に約百兆個いるといわれる腸内細菌の中に、 |
●朝日新聞 昭和59年(1984年) 6月17日 日曜日 「コレステロール下げる新物質 動脈硬化を促進する血中コレステロールや中性脂肪を
|
「アドバンスなどの研究グループ
血中コレステロール量
乳酸菌の抑制作用確認 機能性食品に応用も」
動脈硬化症発症にかかわる血中コレステロールの量を正常レベルに抑える
作用が乳酸菌の菌体そのものにあることを、
アドバンス(本社東京、社長浦壁伸周氏、資本金二億円)
腸内細菌研究所などの研究グループが確認した。
乳酸菌を顆(か)粒状にするなどして食品に添加すれば、
機能性食品ができそうだ。
「コッカス菌急浮上」
健食素材に使われている腸内細菌のなかで、
生体に有益であることの学術的裏付けを伴う菌体では
「コッカス菌アドバンス株」が有名。
十三年前に当時の株式会社アドバンス・開発研究所と東京警察病院、
名古屋大学医学部、日本獣医畜産大学、
日本女子大学で組織された共同研究グループが、
腸内細菌であるストレプトコッカス菌の一種に、血清中のコレステロール値、
中性脂肪値を低下させる働きをもつものを発見している。
この発見は「第十六回日本動脈硬化学会」で発見された。
発見内容によると、腸内細菌が高脂血症と関係していることを確認。
病態モデルの前臨床実験で、血清コレステロール値とトリグリセライド値を
低下させるストレプトコッカス菌を発見したことから、
そのなかの一株を選び動物実験をおこなったところ、高脂血症、動脈硬化に
有効であることを示唆する結果を得たという。
「胃の中に出来る発がん物質を中和、無毒化する腸内菌
アドバンス開発研が発見」
アドバンス開発研究所
(東京都中央区日本橋小舟町五-七、社長浦壁伸周氏)の
医科学研究所(所長河合康雄氏)は、
ジメチルニトロソアミンという発がん性物質を中和し、
無毒化する腸内細菌を発見した。
それによると、この腸内細菌を熱水で処理して
ジメチルニトロソアミンの入った溶液に添加、
一時間後にジメチルニトロソアミンの量を
測定したところ、80%以上なくなっていることが確認された。
この研究成果は十月一日から、東京・永田町の東京社会文化会館で
行われる日本環境変異原学会で発表される。
「腸内細菌が発がん性物質無毒化
乳酸菌3種、実験で好成績 民間研究所突きとめる」
強い発がん性物質として知られているジメチルニトロソアミンを
無毒化してしまう腸内の細菌が、人間の腸内に存在することを、
民間企業の「アドバンス開発研究所」(本社・東京)の
岡崎秀・主席研究員、河合康雄所長らが突き止めた。
ホーム
